企業の社会貢献:原信ナルスホールディングス株式会社
長期化する復興へ「まごころ1円プログラム」
原信ナルスホールディングス株式会社 平成23年年10月10日
原信ナルスホールディングス(代表取締役・原和彦)は
中越地震・中越沖地震・水害の教訓を活かし災害時対応の
維持向上に日々務め、被災地や被災者を支援してきました。
東日本大震災直後、スーパーマーケットならではの発想で
大量の食糧が必要になると予測。
フル生産したおにぎりを被災地に届けるため夜中に出発するなど
昨年9月23日までに延べ20回救援物資を輸送。
また店頭募金箱設置や長岡ボランティアセンターと連携し
市内13店舗での救援物資受付などあらゆる支援をしました。
「まごころ1円プログラム」は、昨年4月から開始し
9月末まで実施しました。
これは全261商品ある「原信ナルスオリジナル商品」の
販売1個につき1円を義援金として寄付するもの。
自社責任で価格コントロールできる自社ブランドのメリットを活かしました。
同社常務取締役、山岸豊後さんは
「過去被災した経験から時間が経つとニュースなどでの取り上げが少なくなるので
店頭で思い出してもらいたいとの思いもあり、会議でも異論が出ず1日で決まりました」
と同プログラム開始当時を振り返ります。
同プログラムでは9月末で終了し、延べ約3300万円にもなりました。
8月には東北関東大震災ボランティア活動基金に500万円を寄付。
寄付先について
「これまでお世話になった水産関係の復興のためすぐに役立つ現物を贈りたい」
と、気仙沼漁業組合へ積立資金から購入した
「さんま自動重量選別機1式1台」を寄付。
併せて、同社グループ役員、従業員約1万人が心を込めて作った
「千羽鶴」の束も届けました。
![](https://hand-shake.jp/cms_uv4z7yhf/wp-content/uploads/2022/10/0a3fa426ea82327ecfbd1bcf42368268.jpg)
(千羽鶴とさんま自動重量選別機贈呈式)
山岸さんは「この機械を活用し1日も早い復興を願います」と思を語ります。
出典: NPOPRESS 平成23年10月10日号