企業の社会貢献:有限会社白星社
障がい者にもっと職場の創出を
白星社リネン工場 平成23年10月10日
妙高の中山間地にある同工場は、従業員34名のうち
11名はくびき野地域在住の心身に障がいをもっている人たちです。
同社は平成18年から障がい者雇用を開始し
現在生活指導員4名と共に仕事面をサポート。
平成20年には、障がい者を多く雇用し共に歩んでいる企業として
「スマイルカンパニー」に上越地域で初めて認定されました。
(白星社 妙高リネン工場)
雇用の背景には「障がいをもつ人が仕事を通じて社会的に自立してほしい」
という代表取締役専務 宮澤善幸さんの強い思いがあります。
また、保護者の負担を少なくするために、障がい者通勤専用バスを用意。
現在バスは移動手段としての役割を担うだけでなく
彼らの中で連帯感を生みだす空間にもなっています。
「これからは社会的にハンディを背負った人も一緒に生きていく時代。
障害者雇用者と会社の利益のバランスを保ちながら、継続していくことが大切と
感じている。彼らが人間らしい価値観をもって生きていくことができるように
仕事の場を提供していきたい」
と宮沢さんは話します。
出典: NPOPRESS 平成23年10月10日号